汚されて幻滅…友人の保険で車が戻った
送ってあげたのに、車内が沈んだ日
千葉県船橋市二和のお客様から連絡が入った。トヨタ・アルファードの2列目。友人の子どもを送っている途中、体調不良からおもらしが起きたという。
表面は拭き取った。それでもシミとニオイが残る。気分まで落ち込む、とおっしゃっていた。
善意が、かえって重くなる瞬間がある。友人との関係も、どこかぎこちなくなる。そういう空気が、車内のニオイと一緒にまとわりついていた。ドアを開けるたび、あの日の空気が戻ってくる。それが一番つらい。
拭いたつもりでも、奥に残るもの
家庭で拭き取るだけでは、シートのウレタン奥までは届かない。時間が経つほど、ニオイは戻りやすい。現場で何度も見てきた光景だ。
普段の車内丸ごと洗浄は税込58,000円、所要4時間。電解水を使い、天井までリンサー洗浄し、オゾン消臭まで行う。ただ今回は、汚した側の個人賠償責任保険が使える可能性があった。
保険適応の施工では、おクルマに合わせた代車を用意し、預かりでシートや車内を分解して徹底洗浄する。汚れ、シミ、細菌まで取り除き、車内を再生させる。見た目のきれいさより、「また乗せたい」と思える空気を戻す作業だと思う。プロに任せて初めて、奥に残っていたものが可視化されることもある。
友人の賃貸保険が、二人を救った
お客様の感想が印象的だった。送ってあげて汚され、正直幻滅した。友人は謝ってくれたが、予算の範囲だとニオイが残るかも、と思っていた。ところが友人の保険が適応され、追加負担もなく車が再生した。友人も大きな出費を覚悟していたのに、負担がなく安心してくれた、と。
賃貸に住んでいる友人なら、入居時の家財保険に個人賠償が付いていることが多い。「うちの保険も使えるのか」と迷う声は、現場でもよく聞く。日新火災の「お部屋を借りるときの保険」、チューリッヒの家財保険、レスキュー損害の「みつけてよかった家財保険」、ヤマダ少額短期の「賃貸保険ダイレクト」など、名称は違っても中身は近い。自分の車両保険を使うと等級や免責が気になるが、汚した側の個人賠償ならノーカウント扱いになることが多い。先に業者へ依頼してから保険へ連絡すると、確認が遅れやすい。順番は、写真、保険会社への相談、承認後の施工だと思う。最終判断は契約内容と保険会社次第だ。証券を一度開いてみる。それだけで、空気が変わることもある。
(参考:SBI日本少額短期保険 NS2025-104/ヤマダ少額短期保険 BG155R1/チューリッヒ少額短期保険 SOC-2451(2)/レスキュー損害保険 RC06-000(1) 2025.12)
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